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整形外科疾患の改善に繋がった治療例



患者さまとの出会い


70代の女性患者さまは、長年すべり症・脊柱管狭窄症でお悩みでした。以前から整形外科に通院されていましたが、処方された薬を服用すると体調を崩してしまい、大変お困りでした。同じような症状で悩まれていた知人からご紹介いただき、当院を受診されました。


 

ご症状について


主なお困りごととして、腰の痛みと脚のしびれを訴えられていました。特に夜間、お休みになっているときの痛みが強く、十分な睡眠が取れない状態が続いていたようです。


 

診察所見


脈診、舌診に加え、丁寧に腹診を行いました。腹診では特徴的な小腹不仁が認められ、「腎虚」の状態にあると判断いたしました。これは東洋医学的には下半身の気力や活力が低下している状態を示唆しています。


 

治療方針と経過


血行の改善と下半身の機能回復を目指し、それぞれに適した漢方薬を組み合わせて処方しました。2週間後の再診時には、「夜間の痛みが半分程度まで軽減した」とのうれしいお言葉をいただきました。


 

今後も患者さまの状態を注意深く観察しながら、より快適な生活を送っていただけるよう、治療を継続してまいります。


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